LINE家計簿アカウント利用規約


 第1条 適用範囲
1 本規約は、LINE Pay株式会社(以下「当社」といいます。)が提供するLINE家計簿サービスおよびLINE家計簿アカウントに関する取扱いについて定めるものです。利用者は、本規約の内容を十分に理解し、本規約に同意したうえで、LINE家計簿アカウントを開設し、LINE家計簿サービスを利用するものとします。
2 利用者が未成年者である場合は、法定代理人の同意を得たうえでLINE家計簿アカウントおよびLINE家計簿サービスを利用するものとします。
3利用者によるLINEアカウントの利用については、LINE株式会社が定めるLINE利用規約(以下「LINE利用規約」といいます。)が別途適用されますのでご留意ください。
 
第2条 定義
1 「LINE家計簿サービス」とは、利用者が登録ウェブサイトから取得する口座情報等および利用者入力情報その他の情報を記録、収集、編集その他の処理を行うことにより作成する、利用者の収支レポートをLINE家計簿アカウント上に表示するサービス、当該情報に基づき利用者の資産管理を支援するサービスを含む、LINE 家計簿アカウント上において当社が利用者に対して提供するサービスおよびこれらに付随する一切のサービスをいいます。
2 「金融機関」とは、銀行、協同組織金融機関その他の者であって、当社が任意に指定する会社をいいます。
3 「当社グループ金融機関」とは、金融庁が所管する事業又は外国において当該事業に相当する事業を営むLINE株式会社の子会社または関連会社のうち、当社が任意に指定する会社をいいます。なお、子会社、関連会社の定義は「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」に従い、外国にある子会社、関連会社を含みます。以下同じ。
4  「金融機関等ウェブサイト」とは、金融機関又は当社グループ金融機関(以下総称して「金融機関等」といいます。)が運営・管理するウェブサイト等であって、その提供するAPI等のシステムを介して利用者の口座情報等を提供するものをいいます。
5 「登録ウェブサイト」とは、利用者が第6条第1項の手続きにより登録した金融機関等ウェブサイトをいいます。
6 「口座情報等」とは、利用者が金融機関等に開設し保有する口座等に係る情報その他の情報であって、利用者がLINE家計簿アカウントを通じて取得することができる口座情報、取引履歴、利用履歴等情報をいいます。
7 「利用者入力情報」とは、利用者がLINE 家計簿アカウントにおいて所定の操作を行うことにより入力、記録または編集する利用者の資産、収入、支出等に関する情報(レシート読み取り機能により読み取られた情報を含みます。)であって、当社が指定する情報をいいます。
8 「レシート読み取り機能」とは、レシート等に記載されている商品の購入日または役務提供を受けた日、商品または役務の名称、商品の購入または役務提供の対価その他当該商品または役務に関する情報、個数、支払金額および購入した店舗に関する情報およびこれらに付随する情報をOCR処理により読み取り、これらの情報を自動的に利用者のLINE家計簿アカウントに記録する、LINE家計簿アカウント上で提供される機能及び関連会社が提供するサービス上に提供される機能をいいます。
9 「必要措置」とは、(i)LINE家計簿サービスの利用の停止または禁止、(ii)LINE家計簿サービスに関する一切のアカウントの利用の停止、削除、またはこれらのアカウントの保有者としての地位の剥奪、(iii)その他当社が必要かつ適切と判断する措置の全部または一部をいいます。
10 「利用者」とは、LINE家計簿サービスのすべての利用者(LINE家計簿サービスを利用しようとする者を含みます。)をいいます。
11 「LINEアカウント」とは、LINE株式会社が提供するLINEサービスのアカウントをいいます。
12 「LINE家計簿アカウント」とは、当社所定の手続を経て開設されるLINE家計簿サービスにおけるアカウントをいいます。
 
第3条 LINE家計簿アカウントの開設等
1  LINE家計簿サービスは、日本の携帯電話番号を有する端末向けサービスとなります。これ以外の端末で利用することはできません。なお、日本で販売されている機種端末でもLINE家計簿サービスを利用することができないものがあります。
2 LINE家計簿サービスを利用するためには、利用者は、本規約に同意のうえ、当社所定の手続を経てLINE家計簿アカウントの開設を行わなければなりません。
3 利用者のLINEアカウントにおいて、LINE家計簿アカウントは、1つのみ開設できます。
4 LINE家計簿アカウントにおいて、利用者が登録する情報は、すべて真正かつ正確な情報でなくてはなりません。また、登録された情報に変更があった場合、利用者は、第19条第3項に従い、速やかにこれを変更後の内容に修正しなければなりません。
5 LINE家計簿アカウントに関する一切の権利は、利用者に一身専属的に帰属します。利用者は、これらの権利を第三者に譲渡、貸与または相続させることはできません。
 
第4条 LINE家計簿サービスのパスワード
1 利用者は、LINE家計簿サービスを利用するにあたって、当社所定の方法によりパスワードを設定することができます。
2 利用者は、当社所定の方法により、いつでもパスワードを変更することができます。
3 利用者は、パスワードを厳格に管理し、他人に漏らしてはならないものとします。また、利用者は、LINE家計簿サービスの利用に必要なアプリ等をインストールした端末を厳格に管理し、他人に使用させてはなりません。
4 当社は、当社が送信を受けたパスワードが当社に登録されたパスワードと一致することを当社所定の方法により確認し、相違ないと認めて取り扱った場合は、実際の通信当事者が利用者本人でなかったときでも、利用者本人による通信とみなし、それによって生じた損害について責任を負いません。当社が、利用者がインストールしたアプリに一意に付与された識別符号が当社に登録された識別符号と一致することを当社所定の方法により確認し、相違ないと認めて取り扱った場合についても同様とします。ただし、本項の規定は、当社の故意または重過失に起因する場合には適用されません。
 
第5条 LINE家計簿アカウントの利用
1 利用者は、LINE家計簿アカウントを、当社所定の方法をもって利用することができます。この場合において、当社が定めるLINE家計簿アカウントの利用方法のうち、利用者が選択した利用方法によっては、LINE家計簿アカウントの機能の一部が制限されることがあります。
2 利用者は、LINE家計簿サービスのうち、利用者がLINE家計簿アカウント上において任意に設定する一定のグループを形成し、当該グループの内部で情報を共有するサービスを利用する場合には、当該グループを形成する利用者に対して当該利用者に関する情報が提供される場合があることにあらかじめ同意するものとします。
 
第6条 金融機関等ウェブサイトのLINE家計簿アカウントへの登録
1 利用者は、金融機関等ウェブサイトをLINE家計簿アカウントに登録することに同意したうえで、LINE家計簿アカウント上において金融機関等ウェブサイトにログインすることその他当社所定の手続きを行うことにより、LINE家計簿アカウントを通じて口座情報等の取得を行う金融機関等ウェブサイトを登録することができます。
2 前項に基づき登録された金融機関等ウェブサイトにおける利用者の口座情報等は、原則として定期的に、または利用者がLINE家計簿アカウントにアクセスした直後において取得され、LINE家計簿アカウント上の情報が更新されます。
3 第1項に規定する金融機関等ウェブサイトの登録および前項に規定する口座情報等の取得は、利用者自身が本サービスを利用するために自らの意思で当社に委託して行うものであり、利用者は、当該行為に起因して生じる結果について一切の責任を負います。
 
第7条 LINE家計簿アカウントによる情報提供の範囲等
1 当社は、LINE家計簿サービスを、利用者がLINE家計簿アカウントを通じて登録ウェブサイトから取得する口座情報等および利用者入力情報その他の情報を収集、記録、編集その他の処理を行うことにより利用者の収支レポート、利用者の資産管理の支援に関する情報その他当社が定める情報を作成し、LINE家計簿アカウント上に表示することその他当社が定める方法により提供します。
2 当社は、LINE家計簿サービスの円滑な運用のため、利用者によるLINE家計簿サービスの利用状況等を確認することがあります。利用者は、自己のLINE家計簿サービスの利用状況等が当社によって確認されることに、あらかじめ同意するものとします。
3 当社は、利用者の収支レポート等のLINE家計簿アカウント上への表示方法の変更または利用者の資産管理を支援するサービスの表示方法の変更その他のLINE家計簿サービスとして利用者に提供する情報の内容の変更を行い、またはこれらに限らずLINE家計簿サービスの提供方法を変更(追加および削除をすることを含みます。)することがあります。利用者は、当社がこれらの行為を行うことについて、あらかじめ異議無く承諾するものとします。
4 当社は、LINE家計簿アカウントを通じて利用者に対し提供できる情報の内容、期間および範囲を自由に決定できるものとし、利用者はこれにあらかじめ異議無く承諾するものとします。
5 利用者がLINE家計簿アカウントを経由して登録ウェブサイトから取得する口座情報等がいつの時点のものであるかについては、金融機関等により異なります。そのため、当社は、当該情報が常に最新のものであることについて保証せず、利用者はこれに異議無く承諾するものとします。
6 当社は、登録ウェブサイトから口座情報等を原則として定期的に取得し、または利用者がLINE家計簿アカウントにアクセスした直後において、登録ウェブサイトから口座情報等を取得して情報の更新を行いますが、更新が完了するまでの間、LINE家計簿アカウントには、利用者が前回アクセス時に表示した内容が表示される場合があります。また、登録ウェブサイトの仕様によっては、取得する口座情報等の内容に一部制限がある場合や取得の頻度が異なる場合があります。
7  LINE家計簿サービスにおいては、当社が指定する金融機関等の変更その他の理由により、これまで取得出来ていた口座情報等の取得ができなくなることがあります。利用者は、かかる変更等が行われた場合に、口座情報等の取得ができなくなることに、あらかじめ異議無く承諾するものとします。
8 システムトラブルその他の理由により、利用者の口座情報等または利用者入力情報が消去され、または変更された場合であっても、当社は何ら責任を負わないものとし、利用者は、これに異議を述べることができないものとします。
9 当社は、当社の裁量に基づき、利用者入力情報の内容を確認し、本規約に違反しまたは違反するおそれがあると判断した場合には、利用者への事前の通知なしに、当該利用者入力情報の全部または一部を削除することその他必要な措置を講じることができるものとします。当該措置を行った結果利用者に損害が生じたとしても、当社は一切の責任を負いません(ただし、当社の故意または重過失に起因する場合には、適用されません。)。
 
第8条 個人情報の取扱い
1 当社は、利用者のプライバシーを尊重しています。
2 当社は、利用者から収集した情報を安全に管理するため、セキュリティに最大限の注意を払っています。
3 当社は、LINE家計簿サービスの不正利用の調査・犯罪捜査に必要な場合、必要に応じ、金融機関等に対して、利用者の登録情報、LINE家計簿アカウントの利用状況その他の必要な情報を開示することができ、利用者はあらかじめこれに同意するものとします。
4 当社は、当社の画像解析技術その他情報処理技術の向上、利用者がLINEグループ会社(LINE株式会社およびその子会社または関連会社をいいます。)が提供する本サービス以外のサービスを利用すること及びLINEグループ会社が定める各プライバシーポリシー記載の目的のため、レシート読み取り機能により当社が取得する情報を、LINEグループ会社に対して提供することがあります。利用者は、当該提供にあらかじめ同意するものとします。
5 当社が利用者から取得した情報の取扱いは当社のプライバシーポリシーに従います。本条とプライバシーポリシーが抵触する場合、本条が優先して適用されます。
 
第9条 反社会的勢力の排除
1 利用者は、自己またはその代理人もしくは媒介者(以下「関係者」といいます。)が、現在、次のいずれにも該当しないことを表明し、かつ、将来にわたっても該当しないことを確約します。 
 (1) 暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号。以下「暴対法」といいます。)第2条第2号に規定する暴力団をいいます。)
 (2) 暴力団員(暴対法第2条第6号に規定する暴力団員をいいます。)
 (3) 暴力団準構成員
 (4) 暴力団関係企業
 (5) 総会屋等、社会運動標ぼうゴロ、政治活動標ぼうゴロ、または特殊知能暴力集団
 (6) 前各号に定める者と密接な関わり(資金その他の便益提供行為を含みますが、これらに限りません。)を有する者
 (7) その他前各号に準じる者
2 利用者は、自らまたはその関係者が、直接的または間接的に、次の各号に該当する行為を行わないことを確約します。 
 (1) 暴力的な要求行為
 (2) 法的な責任を超えた不当な要求行為
 (3) 取引に関して、脅迫的な言動(自己またはその関係者が前項に定める者である旨を伝えることを含みますが、これに限りません。)をし、または暴力を用いる行為
 (4) 風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当社の信用を毀損し、または当社の業務を妨害する行為
 (5) その他前各号に準じる行為
3 当社は、利用者が前二項に定める表明事項または確約事項のいずれかに違反することが判明した場合、何らの催告を要することなく必要措置を講じることができます。
4 当社は、前項の規定により必要措置を講じた場合、かかる必要措置によって利用者に生じた損害、損失および費用を賠償する責任を負いません。
 
第10条 LINE家計簿アカウントに係る禁止事項
利用者は、以下に記載することを行ってはなりません。
 (1) 詐欺等の犯罪に結びつく行為。
 (2) 法令、裁判所の判決、決定もしくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為。 
 (3) 公の秩序または善良の風俗を害するおそれのある行為。 
 (4) 当社または第三者の著作権、商標権、特許権等の知的財産権、名誉権、プライバシー権、その他法令上または契約上の権利を侵害する行為。 
 (5) 過度に暴力的な表現、露骨な性的表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分、門地等による差別につながる表現、自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引または助長する表現、その他反社会的な内容を含み他人に不快感を与える表現を、投稿または送信する行為。 
 (6) 当社または第三者になりすます行為または意図的に虚偽の情報を流布させる行為。 
 (7) 同一または類似のメッセージを不特定多数の利用者に送信する行為(当社の認めたものを除きます。)、その他当社がスパムと判断する行為。 
 (8) 営業、宣伝、広告、勧誘、その他営利を目的とする行為(当社の認めたものを除きます。)、性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為、他の利用者に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他LINE家計簿サービスが予定している利用目的と異なる目的でLINE家計簿サービスを利用する行為。 
 (9) 反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為。 
 (10) 宗教活動または宗教団体への勧誘行為。 
 (11) 他人の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示または提供する行為。 
 (12) 当社のサーバやネットワークシステムに支障を与える行為、BOT、チートツール、その他の技術的手段を利用してサービスを不正に操作する行為、当社のシステムの不具合を意図的に利用する行為、同様の質問を必要以上に繰り返す等、当社に対し不当な問い合わせまたは要求をする行為、その他当社によるLINE家計簿サービスの運営もしくは他の利用者によるこれらの利用を妨害し、またはこれらに支障を与える行為。 
 (13) 同一または類似の行為を繰り返す等通常の利用の範囲を超えた利用行為。
 (14) 上記のいずれかに該当する行為を援助または助長する行為。
 (15) その他、当社が不適当と判断した行為。
 
第11条 必要措置の実施
1 当社は、利用者がLINE家計簿サービスの利用にあたって適用される規約、約款、約定等(本規約を含みますが、これに限りません。)に違反しまたは違反するおそれがあると認めた場合(前条各号のいずれかに該当し、またはそのおそれがあると当社が判断する場合を含みますが、これらに限りません。)、あらかじめ利用者に通知することなく必要措置を講じることができます。
2 前項の規定にかかわらず、当社は、他の利用者その他のいかなる第三者に対しても、利用者の違反を防止し、または是正する義務を負いません。
 
 第12条 サービスの中止・中断等
1 当社は、システム保守、通信回線または通信手段、コンピュータの障害などによるシステムの中止または中断の必要があると認めたときその他当社が必要と認めたときは、利用者に事前に通知することなく、LINE家計簿サービスの全部または一部を中止または中断することができるものとします。当社は、これにより利用者に損害が生じた場合であっても責任を負いません。
2 利用者は、LINE家計簿サービスを利用するにあたり、必要な機器、通信手段等を、利用者の費用と責任で用意しなければなりません。
3 利用者がLINE家計簿サービスを利用できない機種端末にLINEアカウントを引き継いだ場合には、LINE家計簿サービスのご利用は中止または中断するものとします。ただし利用者が、その後当該LINEアカウントを、LINE家計簿サービスを利用可能な機種端末で引き継いだうえで、当該LINE家計簿アカウントを引き継いだ場合はLINE家計簿サービスが再開します。
4 LINE家計簿サービスは、日本の携帯電話番号を有する端末向けサービスであり、利用者がLINE アカウントを海外の携帯電話番号を有する端末に引き継いだ場合には、LINE家計簿サービスの利用は中止または中断します。この場合利用者は、再度当該LINEアカウントを日本の携帯番号を有する端末に引き継いだうえで、当該LINE家計簿アカウントを引き継いだとしてもLINE家計簿サービスを利用継続することはできません。
 
第13条 LINE家計簿アカウントの解約等による終了および終了後の措置
1 利用者は、当社所定の手続を経て、LINE家計簿アカウントを解約することができます。
2 理由のいかんを問わず、LINE家計簿サービスの解約、削除等が行われた場合には、LINE家計簿アカウントを含むLINE家計簿サービスに関する一切のアカウントは終了し、本規約に定めるものを除き、利用者の権利は消滅します。当社は、当該LINE家計簿サービスに関する一切のアカウントに記録された口座情報等、利用入力情報、利用履歴その他一切の利用者の情報を継続して保有する義務を負いません。利用者が誤ってLINE家計簿アカウントを終了させた場合であっても、LINE家計簿サービスに関する一切のアカウントおよびそれらに記録されていた利用者の情報の復旧はできません。
3 LINE利用規約に基づきLINEアカウントが削除された場合には、当該LINEアカウントに紐付くLINE家計簿アカウントが終了し、前項の規定が適用されます。
 
第14条 長期間使用されないLINE家計簿アカウントの削除等
当社は、LINE家計簿サービスが最後に利用された日から5年間利用がないLINE家計簿アカウントを、利用者に何らの通知をすることなく、当社の裁量により削除することができます。
 
第15条 利用者の責任
1 利用者は、利用者自身の責任においてLINE家計簿サービスを利用するものとし、LINE家計簿サービスの利用において行った一切の行為およびその結果について一切の責任を負うものとします。
2 利用者は、LINE家計簿サービスを利用したことに起因して(当社がかかる利用を原因とするクレームを第三者より受けた場合を含みます。)、当社が直接的もしくは間接的に何らかの損害(弁護士費用の負担を含みます。)を被った場合、当社の請求にしたがって直ちにこれを賠償しなければなりません。
3 利用者は、利用者入力情報に知的財産権が含まれる場合、当該知的財産権(意匠権、著作権、商標権等を含みますがこれに限りません。)を自らが保有していること、自らが権利者より正当に使用を許諾されていること、または適法に当該知的財産権を使用していることを保証するものとします。万一、第三者より利用者入力情報に対して異議が申し立てられた場合、当該異議に対しては利用者が自己の費用と責任をもって対処することとし、当社は一切の責任を負いません(ただし、当社の故意または重過失に起因する場合には、適用されません。)。当該異議に関連して当社に損害が生じた場合、利用者は当社に対しその損害を賠償するものとします。
4 LINE家計簿サービスの提供にあたって、投資一般に関する情報の提供がなされる場合がありますが、当該情報は一般的な情報提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。利用者の投資判断に関しては、当社は一切関与せず、かつ、利用者が一切の責任を負うものとします。
 
 第16条 非保証
1 当社は、LINE家計簿サービスに関する瑕疵(セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害などを含みます。)がないこと、ならびに安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性を明示的にも黙示的にも保証していません。当社は、利用者に対して、かかる瑕疵を除去してLINE家計簿サービスを提供する義務を負いません。 
2 当社は、利用者がレシート読み取り機能を利用した場合において、当該読み取りの対象となったレシートの情報が適切に抽出されることを保証しません。当該レシート読み取り機能によりレシートの情報が適切に読み取られなかったとしても、当社は責任を負いません。
 
第17条 当社の免責
1 当社は、当社の故意または重過失に起因する場合を除き、LINE家計簿サービスに起因して利用者に生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。ただし、LINE家計簿サービスに関する当社と利用者との間の契約(本規約に基づく契約を含みます。以下同じ。)が消費者契約法に定める消費者契約となる場合、本項は適用されません。
2 前項に定める場合であっても、当社は、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行または不法行為により利用者に生じた損害のうち特別な事情から生じた損害(当社または利用者が損害発生につき予見し、または予見し得た場合を含みます。)について一切の責任を負いません。また、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行または不法行為により利用者に生じた損害の賠償は、当該損害が発生した月に利用者が当社に対してLINE家計簿サービスに関連して支払った金額を上限とします。
 
第18条 利用者への告知、登録情報の変更等
1 LINE家計簿サービスに関する当社から利用者への連絡は、当社が運営するウェブサイト内の適宜の場所への掲示、LINE家計簿アカウントに紐付くLINEアカウントへの連絡その他当社が適当と判断する方法により行います。 
2 利用者からのLINE家計簿サービスに関する当社への連絡は、当社が運営するウェブサイト内の適宜の場所に設置するお問い合わせフォームの送信または当社が指定する方法により行っていただきます。
3 利用者は、当社に登録する一切の情報(利用者自身に関する情報を含みますが、これに限りません。)について変更があった場合は、速やかに当社所定の方法により当該変更を当社に届け出なければなりません。
4 当社は、届出のあった氏名、住所にあてて送付書類を発送した場合、延着しまたは到達しなかったときでも通常到達すべき時に到達したものとみなします。
 
第19条 著作権等の帰属
1 LINE家計簿サービスにおいて、当社が利用者に提供するサービスまたは情報に関する著作権その他一切の知的財産権は当社または当社に権利の使用を許諾した者に帰属し、利用者は、当社および当社に権利の使用を許諾した者の許諾を得ずに当該サービスまたは情報の翻訳、編集および改変等を行い、または第三者に使用させ、公開することはできません。また、利用者は、著作権法に定める私的使用の範囲を超えて当社が提供するサービスまたは情報を複製することはできません。
2 利用者が本条の規定に違反して問題が生じた場合、利用者は、自己の費用と責任において問題を解決するものとします。当該問題に起因して当社が直接的もしくは間接的に何らかの損害(弁護士費用の負担を含みます。)を被った場合、利用者は、当社の請求にしたがって直ちにこれを補償しなければなりません。
3 利用者はLINE家計簿サービスに関わる発明その他の知的財産に関し特許権、実用新案権、意匠権、商標権を出願申請し、著作権に関する登録を申請してはならないものとします。
 
第20条 権利義務の帰属
1 利用者は、当社の書面による事前の承諾なく、本規約上の地位に基づく一切の権利義務を、第三者に譲渡もしくは貸与し、または担保の目的に供することはできないものとします。
2 当社がLINE家計簿サービスにかかる事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴いLINE家計簿サービス利用契約上の地位、本規約に基づく権利および義務ならびに利用者に関する情報の全部または一部を当該事業譲渡の譲受人に譲渡できるものとし、利用者は、かかる譲渡につき本項において予め同意したものとみなします。本項にいう事業譲渡には、当社が消滅会社となる合併または分割会社となる会社分割等による包括承継を含むものとします
 
第21条 本規約と法令の関係
本規約の規定がLINE家計簿サービスに関する当社と利用者との間の契約に適用される消費者契約法その他の法令に反するとされる場合、当該規定は、その限りにおいて、利用者との契約には適用されません。ただし、この場合でも、本規約の他の規定の効力に影響しません。
 
第22条 本規約又はLINE家計簿サービスの変更・廃止
1 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には本規約を変更することができ、経済情勢の変化、法令の改廃その他の当社の都合により、本規約を廃止できるものします。
 (1) 変更の内容が利用者の一般の利益に適合するとき
 (2) 変更の内容が本規約に係る取引の目的に反せず、変更の必要性、変更後の内容の相当性その他の変更に係る事情に照らし、合理的なものであるとき
2 本規約を変更または廃止するときは、変更または廃止の旨、変更の場合の変更後の内容および効力発生時期を、第19条に定める告知方法または当社のウェブサイトにおける表示その他の方法により告知するものとします。
3 前各項に規定するほか、当社は、経済情勢の変化、法令の改廃その他の当社の都合により、当社が必要と判断する場合には、あらかじめお客様に通知することなく、LINE家計簿サービスを変更または廃止できるものします。この場合には、前項の定めに準じ、お客様に告知するものとします。
4 第1項及び前項に規定する変更および廃止の効力は、第2項(前項において準用する場合を含みます。)の効力発生時期の到来をもって生じるものとします。
 
第23条本規約の地位の譲渡等
当社が、LINE家計簿サービスにかかる事業を第三者に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い、本規約上の地位、本規約に基づく権利および義務ならびに利用者の登録情報その他の利用者の情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡できるものとし、利用者は、かかる譲渡につき、本条に基づきあらかじめ同意するものとします。なお、本条にいう事業譲渡には、当社が消滅会社または分割会社となる合併または当社が分割会社になる会社分割等による包括承継を含みます。
 
第24条 銀行法に基づく電子決済等代行業に係る表示等
当社のLINE家計簿サービスにおける銀行法および銀行法施行規則に基づく電子決済等代行業に係る表示は以下の各号に定めるとおりです。
 (1) 電子決済等代行業者の商号、名称または氏名および住所
商号:LINE Pay株式会社
住所:東京都品川区西品川一丁目1番1号 住友不動産大崎ガーデンタワー22階
 (2) 電子決済等代行業者の権限に関する事項
当社は、LINE家計簿サービスに関して、銀行法第2条第17項第2号に掲げる電子決済等代行業に係る行為を行います。なお、LINE家計簿サービスは、当社が単独で実施しております。
 (3) 電子決済等代行業者の損害賠償に関する事項
ア 当社は、LINE家計簿サービスに起因して利用者に生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。ただし、LINE家計簿サービスに関する当社と利用者との間の契約が消費者契約法に定める消費者契約となる場合は適用されません。
イ 上記ただし書に定める場合であっても、当社は、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行または不法行為により利用者に生じた損害のうち特別な事情から生じた損害(当社または利用者が損害発生につき予見し、または予見し得た場合を含みます。)について一切の責任を負いません。また、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行または不法行為により利用者に生じた損害の賠償は、当該損害が発生した月に利用者が当社に対してLINE家計簿サービスに関連して支払った金額を上限とします。
 (4) 電子決済等代行業者に関する利用者からの苦情または相談に応ずる営業所または事務所の連絡先
https://contact.line.me/
 (5) 登録番号
  関東財務局長(電代)第10号
 (6) 利用者が支払うべき手数料、報酬もしくは費用の金額もしくはその上限額またはこれらの計算方法
LINE家計簿サービスの利用に係る手数料等は無料です。
 (7) 銀行法第2条第17項第1号に掲げる行為を行う場合において、決済指図に係る為替取引の上限を設定している場合には、その額
銀行法第2条第17項第1号に掲げる行為は行いません。
 (8) 利用者との間で継続的に電子決済等代行業者に係る行為を行う場合には、契約期間およびその中途で解約時の取扱い(手数料、報酬または費用の計算方法を含む。)
ア 契約期間
利用者が本規約にご同意いただいた時点から利用者がLINE家計簿アカウントを解約した時点または当社がLINE家計簿アカウントの解約をした時点
イ 中途解約時の取扱い
LINE家計簿アカウントの解約が行われた場合には、LINE家計簿アカウントを含むLINE家計簿サービスに関する一切のアカウントは終了し、当該LINE Payに関する一切のアカウントに記録された利用履歴、その他一切の利用者の権利は、本規約に定めるものを除き、理由を問わず、すべて消滅するものとします。
 (9) 利用者から当該利用者に係るID・パスワードを取得して電子決済等代行業者に係る行為を行う場合にはその旨
当社は利用者からID・パスワードを取得して電子決済等代行業に係る行為を行いません。
 
第25条 準拠法
本規約は、日本語を正文とし、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されるものとします。
 
第26条 管轄
LINE家計簿サービスに起因または関連して利用者と当社との間に生じた紛争については東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
 
2021年3月31日改定